頚椎症の原因と対処法|東京都・千葉県で展開全店舗駅チカ あさひろメディカルグループ

頚椎症

こんな症状でお悩みではありませんか

  • 首の痛みやこりがある
  • 肩から腕にかけてのしびれがある
  • 手の力が入りにくい、握力が低下した
  • 頭痛やめまいがる
  • 手指の感覚異常や違和感がある

頚椎症とは?|あさひろメディカルグループ

頚椎症(けいついしょう)とは、首の骨である頚椎が加齢や日常的な負担により変形・摩耗し、神経や血管を圧迫することで発生する病態を指します。頚椎は、頭を支える役割を持つ重要な部分で、首から脊髄へと続く神経や血管が通っています。この頚椎が変性し、神経を圧迫することで、首の痛みや肩こり、さらには腕や手のしびれや力の入りにくさなど、多彩な症状を引き起こします。

頚椎は7つの骨(頚椎椎骨)で構成されており、それらの間には衝撃を吸収する椎間板が存在します。年齢とともに、この椎間板が摩耗し、弾力が失われると、骨と骨が直接擦れ合ったり、椎間板が変形して神経を圧迫したりすることがあります。さらに、頚椎周辺の靭帯が硬化し、首の可動域が制限されることも頚椎症の一因です。

頚椎のレントゲン画像

頚椎症は、軽度のものから重度のものまでさまざまな段階があり、初期段階では自覚症状が少ないことが多いですが、進行すると痛みやしびれが慢性化し、日常生活に大きな影響を与えることがあります。特に、長期間にわたり悪い姿勢を取り続けることや、デスクワークによる首への負荷が原因で、若い世代でも発症することが増えています。

頚椎症は、一度発症すると完全な回復が難しい場合もありますが、早期発見と適切な治療を行うことで、症状を軽減し、進行を食い止めることが可能です。放置せず、専門医や施術者による適切な診断を受けることが重要です。

頚椎症になる原因は?|あさひろメディカルグループ

頚椎症の主な原因は、首の骨である頚椎への長年の負担や加齢による変化です。これらの変化は、頚椎の構造そのものを劣化させ、神経や血管を圧迫する要因となります。以下に、頚椎症が発生する主な原因を挙げます。

1.加齢による変化

加齢は頚椎症の最も一般的な原因です。年齢を重ねると、椎間板が弾力性を失い、乾燥して硬くなります。椎間板は、頚椎の骨同士の間でクッションのような役割を果たしていますが、これが劣化することで骨同士が擦れ合い、痛みや炎症を引き起こす可能性があります。また、加齢に伴い、椎間板が徐々に狭くなり、神経の通り道が圧迫されることも頚椎症の原因となります。

2.姿勢の悪さ

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により、首が前方に出る「ストレートネック」や猫背などの悪い姿勢が常態化すると、頚椎に過剰な負荷がかかります。このような姿勢の悪さが長期間にわたって続くと、椎間板や頚椎そのものに変形が生じ、頚椎症のリスクが高まります。特に、パソコン作業やスマホの使用が長い現代では、若年層でも頚椎症を発症するケースが増えています。

ストレートネック

3.外傷

交通事故やスポーツによる首のケガも頚椎症の原因となります。例えば、むち打ち症(頚椎捻挫)は、頚椎やその周りの軟部組織に損傷を与え、長期間にわたる炎症や変形を引き起こす可能性があります。これにより、神経が圧迫されて頚椎症を発症することがあります。

4.繰り返しの負担

日常的に首に過度な負担をかける活動も、頚椎症のリスクを高めます。例えば、重い物を頻繁に持ち上げる仕事や、首を頻繁に動かすスポーツなどは、頚椎に繰り返しの負荷をかけるため、椎間板や関節にダメージが蓄積されます。これが頚椎の変形を引き起こし、神経を圧迫することで頚椎症を引き起こします。

5.遺伝的要因

一部の研究では、頚椎症の発症に遺伝的な要因が関与していることが示唆されています。家族に頚椎症の既往がある場合、そのリスクが高まる可能性があります。遺伝的要因によって、椎間板や頚椎が劣化しやすい体質を持っている人もいるとされています。

これらの要因が重なることで、頚椎の構造が変化し、神経や血管が圧迫されると、頚椎症の症状が現れます。原因を理解し、日常生活で注意を払うことで、頚椎症の予防や進行の抑制につなげることができます。

頚椎症を放置・悪化するとどうなるの?|あさひろメディカルグループ

頚椎症を放置したり、適切な治療を行わずにいると、症状が徐々に悪化し、さまざまな深刻な問題が引き起こされる可能性があります。軽度の頚椎症であっても、適切に対処しないと、神経の圧迫が強まり、痛みやしびれが悪化するだけでなく、機能障害が発生することがあります。以下に、頚椎症を放置した際に起こり得る主な影響を詳しく解説します。

1.痛みやしびれの慢性化

頚椎症を放置すると、首や肩の痛み、腕や手のしびれが慢性化します。最初は軽い違和感や短時間の痛みであったとしても、神経の圧迫が続くことで、これらの症状が日常生活に支障をきたすほどに悪化することがあります。痛みやしびれが持続的になると、生活の質が低下し、仕事や日常の活動に支障をきたすことが多くなります。

頚椎症による首の痛みを抱える女性

2.筋力低下や運動機能障害

頚椎症が進行すると、神経への圧迫が強まり、腕や手の筋力低下が生じることがあります。これにより、物を持ったり掴んだりする力が弱くなるほか、手指の細かい動きが制限されることがあります。さらに、重度の場合は、歩行にも影響が出ることがあり、運動機能全般に問題が生じる可能性もあります。これが日常生活に大きな影響を与え、仕事や趣味を継続するのが難しくなる場合もあります。

3.感覚異常

神経の圧迫が進行することで、手や腕、さらには肩や背中にかけて感覚異常が生じることがあります。皮膚の感覚が鈍くなったり、異常な感覚(例えば、ピリピリしたり、チクチクする感覚)が持続することがあります。これにより、日常生活での動作や作業が困難になることが多くなり、安全性にも問題が生じる可能性があります。

頚椎症による手のしびれ

4.自律神経の乱れ

頚椎には、自律神経系に関わる神経も存在しているため、頚椎症が進行すると、自律神経に影響を及ぼすことがあります。これにより、めまいや耳鳴り、頭痛、消化不良などの症状が引き起こされることがあります。また、これらの症状が慢性化すると、睡眠障害やストレスの増加を引き起こし、全身の健康状態にも悪影響を及ぼします。

5.神経障害の不可逆化

頚椎症を長期間放置した場合、神経への圧迫が長引き、不可逆的な神経障害が発生するリスクがあります。神経が圧迫され続けることで、最終的には神経が回復不可能な損傷を受ける可能性があり、完全な治癒が難しくなります。こうなると、治療によって症状を和らげることはできても、元の健康状態に戻ることが難しくなります。

鬱傾向の女性

6.日常生活への影響

頚椎症が進行するにつれて、痛みやしびれ、筋力低下などが日常生活に直接的な影響を与えます。仕事中に集中力を欠いたり、家事や趣味を行う際に支障を感じるようになり、最終的にはそれらの活動を制限せざるを得なくなることもあります。また、感覚異常や自律神経の乱れが原因で、体調不良や精神的なストレスが増加し、全体的な生活の質が大幅に低下する可能性もあります。

頚椎症を放置すると、このような深刻な影響が次第に現れるため、症状が軽いうちに早期の治療を行うことが非常に重要です。特に、首や肩の痛み、しびれなどの初期症状を感じた場合は、早めに医師や専門家に相談し、適切な診断と治療を受けることで、これらの問題を未然に防ぐことができます。

頚椎症の治療方法・セルフケアの方法は?|あさひろメディカルグループ

頚椎症の治療方法は、症状の程度や原因に応じてさまざまです。一般的には、保存療法と呼ばれる非外科的な治療法が第一選択肢とされ、重度の症状や改善が見られない場合に手術が検討されます。また、自宅でできるセルフケアも重要な役割を果たします。ここでは、頚椎症に対する治療方法とセルフケアについて詳しく解説します。

1.保存療法

保存療法は、手術を行わずに症状の軽減を図る治療法で、以下のような方法があります。

・姿勢矯正

悪い姿勢が頚椎にかかる負担を増大させるため、姿勢矯正は頚椎症の治療において重要な役割を果たします。特に、デスクワークやスマートフォンの使用時には、首を前に突き出さず、背筋を伸ばした状態を保つことが推奨されます。また、ストレートネックにならないように、姿勢を定期的にチェックすることが大切です。

猫背矯正

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・手技療法・運動療法

手技療法は、痛みの緩和と頚椎を支える筋肉の強化を目的とした治療法です。柔道整復師の指導のもと、首や肩の筋肉を強化するエクササイズやストレッチを行うことで、症状を改善します。これにより、頚椎の安定性が向上し、神経への圧迫を軽減することが期待されます。

・物理療法

物理療法では、温熱療法や電気療法、超音波療法などが用いられます。これらの治療は、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進する効果があります。頚椎周辺の筋肉の緊張が緩和されると、痛みが軽減され、神経の圧迫が緩和されることがあります。

首の超音波治療

・薬物療法

痛みや炎症を抑えるために、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や筋弛緩薬が処方されることがあります。これにより、頚椎症の痛みや炎症が緩和され、日常生活での不快感が軽減されます。ただし、長期間の服用は副作用のリスクがあるため、医師の指示に従い適切に使用することが重要です。

2.手術療法

保存療法で改善が見られない場合や、神経圧迫が重度である場合は、手術が選択されることがあります。手術では、神経や脊髄にかかる圧力を取り除くために、椎間板の除去や骨の修正が行われます。手術のリスクと効果については、専門医と十分に相談し、最適な治療方法を選択することが重要です。

3.セルフケアの方法

頚椎症の治療には、日常生活でのセルフケアが大変重要です。以下に、自宅で実践できるセルフケアの方法を紹介します。

・首や肩のストレッチ

毎日行える簡単なストレッチは、頚椎症の症状軽減に効果的です。例えば、首をゆっくりと前後左右に動かすストレッチや、肩甲骨周りのストレッチを行うことで、頚椎周辺の筋肉をほぐし、柔軟性を向上させることができます。

・姿勢改善

デスクワークやスマートフォン使用時に、姿勢を正すことがセルフケアの基本です。座る際には、背中をまっすぐにし、椅子に深く座り、首を無理に前に突き出さないように意識します。また、長時間同じ姿勢を保たず、定期的に立ち上がりストレッチをすることも重要です。

・適切な枕の使用

睡眠時の枕は、首のカーブを自然にサポートするものを選ぶことが大切です。高さが高すぎたり、低すぎたりする枕は、頚椎に過剰な負担をかける可能性があるため、自分に合った枕を選びましょう。快適な睡眠環境を整えることが、頚椎の健康を維持するための重要な要素となります。

・温めること

首や肩を温めることで、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することができます。温湿布やお風呂での温浴を利用して、筋肉をリラックスさせることが効果的です。

セルフケアは、頚椎症の症状の進行を抑え、日常生活の中で症状を軽減するための重要な手段です。医師や専門家と相談しながら、効果的なセルフケアを継続して行うことで、症状の改善や再発予防に役立ちます。

頚椎症が治るまでの期間の目安は?|あさひろメディカルグループ

頚椎症の治療期間は、症状の重さや個々の体調、治療法によって異なります。軽度の頚椎症であれば、数週間から数ヶ月の治療とセルフケアで改善が見込まれますが、重度のケースや長期間放置されていた場合には、症状の改善に半年以上かかることもあります。以下に、治療が進行するにつれて、どのような段階を経るかの目安を示します。

軽度の頚椎症の治療期間

軽度の頚椎症であれば、早期の診断と適切な保存療法を行うことで、数週間から2〜3ヶ月程度で症状が大幅に改善することが期待されます。例えば、姿勢矯正や理学療法、薬物療法などを組み合わせることで、痛みやしびれが軽減されるでしょう。また、日常生活での姿勢改善やストレッチなどのセルフケアを継続的に行うことも、回復を早める効果があります。

中等度の頚椎症の治療期間

中等度の頚椎症では、保存療法を中心に行いながら、6ヶ月から1年程度の時間をかけて治療が進むことがあります。この段階では、物理療法や薬物療法に加えて、フィジカルセラピーによる首や肩の筋肉強化が重要となります。痛みやしびれが一時的に軽減しても、完全な回復を目指すためには、治療の継続が必要です。自己判断で治療を中断せず、専門家の指導に従うことが重要です。

重度の頚椎症の治療期間

重度の頚椎症の場合、神経への圧迫が強く、保存療法だけでは十分な改善が見込めないこともあります。このような場合、外科手術が選択肢として検討されることがあります。手術後の回復期間は数ヶ月から1年程度かかることが一般的であり、その後も理学療法やセルフケアを継続的に行う必要があります。

また、神経が長期間圧迫された状態が続いた場合、回復が遅れることがあります。この場合、神経機能が完全には回復しない可能性もあり、長期的なリハビリテーションが必要となることがあります。こうしたケースでは、症状の管理を中心に生活の質を改善していくことが目標となります。

セルフケアの継続と回復期間の短縮

頚椎症の治療期間を短縮するためには、日常生活でのセルフケアが非常に重要です。首や肩のストレッチを定期的に行い、姿勢を正しく保つことが、頚椎への負担を軽減し、症状の改善を早める効果があります。また、長時間同じ姿勢を続けないようにし、デスクワークやスマートフォンの使用時間を見直すことも、回復を促進するための大切なポイントです。

回復の見通し

頚椎症は、早期発見・早期治療が鍵となります。早めに治療を始めれば、比較的短期間で症状の改善が期待できるため、症状が現れたらすぐに専門家に相談することが推奨されます。また、治療期間中も積極的にセルフケアを行い、日常生活での姿勢や習慣を改善することで、再発防止にもつながります。

患者さんそれぞれの回復速度には個人差がありますが、頚椎症が完全に治癒するまでの期間は、症状の程度に応じて数ヶ月から1年を見込んでおくとよいでしょう。

頚椎症治療3つのポイント|あさひろメディカルグループ

POINT①構造の改善

あさひろメディカルグループでは、筋膜リリース・背骨骨盤矯正を行うことで身体の構造を改善します。
筋膜リリースは、筋肉を包む筋膜の緊張をほぐし血流と柔軟性を高めることで痛みやこりを和らげる効果があります。
背骨骨盤矯正は、歪んだ骨格を正しい位置に戻し全身のバランスを整える効果があります。
これによって姿勢が改善され、頚椎症や付随する症状が軽減されやすい状態を作ります。

あさひろメディカルグループの背骨・骨盤矯正詳細はこちら

猫背矯正

POINT②機能の改善

あさひろメディカルグループでは、運動療法(エクササイズ・ストレッチ)を行うことで身体の機能を改善します。
矯正で一時的に姿勢が整っても、すぐに元に戻ってしまったという経験はないでしょうか?
当院の運動療法は、国家資格者によるエクササイズやストレッチ指導を通じて筋力や柔軟性を高める治療法です。
これにより日常生活での動きがスムーズになり、筋膜リリース・背骨骨盤矯正で整えた身体の構造(姿勢)を保ちます。
個々の症状や体力に合わせたプログラムを提供するため、どなたでも無理なく取り組むことができます。

首の筋膜リリース

POINT③神経の改善

あさひろメディカルグループでは、自律神経・末梢神経の改善を目的とした鍼灸施術を行っています。
自律神経のバランスを整えることで、ストレスや疲労、不眠などの症状を軽減し。心身のリラクゼーションを促進します。
末梢神経に対する施術は、血流を改善し、神経の働きを活性化させることで頚椎症や付随する症状を和らげます。
患者様の状態に合わせた多様な施術を組み合わせることで、全身の健康をサポートします。

あさひろメディカルグループの鍼灸施術詳細はこちら

首の鍼治療

あさひろメディカルグループの施術の流れ

  1. 受付受付で問診表をお受け取り下さい。
  2. カウンセリング問診表の内容からカウンセリングを行い、今のお身体の状態を確認します。
  3. 検査カウンセリングをもとに、今のお身体の状態を見ていきます。
  4. 施術検査結果をもとに、痛みを取り、お悩みを解消します。
  5. 施術方針の説明ご自身でもできるストレッチの方法などをお伝えいたします。
  6. お大事に施術は終了です。お気を付けてお帰り下さい!

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