PMS=月経前症候群の原因と対処法|東京都・千葉県で展開全店舗駅チカ あさひろメディカルグループ

PMS=月経前症候群

こんな症状でお悩みではありませんか

  • 月経前に腹痛や下腹部の重さがある
  • 頭痛や偏頭痛を伴うこともある
  • 胸の張りや痛みを感じる
  • 手足や顔がむくみやすい
  • 気分の落ち込みやイライラ感がある

PMS=月経前症候群とは?|あさひろメディカルグループ

PMS(月経前症候群)とは、月経の始まる1〜1週間前に現れるさまざまな身体的および精神的症状のことを指します。これらの症状は月経が始まるとともに軽減または消失するのが特徴です。PMSは、女性の多くが経験する一般的な状態ですが、その症状の種類や重症度には個人差があります。軽度の場合は多少の不快感で済むこともありますが、重度の場合には日常生活に大きな支障をきたすこともあります。

PMSに苦しむ女性

PMSの症状は身体的なものと精神的なものの両方があり、両者が同時に現れることが少なくありません。身体的症状には、頭痛、胸の張り、腹痛、むくみ、疲労感などがあります。一方、精神的な症状としては、イライラ感、不安感、気分の落ち込み、集中力の低下などが挙げられます。

特に注目すべきは、PMSの中でも**PMDD(月経前不快気分障害)**と呼ばれる、精神的な症状が非常に強く現れる状態です。PMDDでは、日常生活に支障をきたすほどの感情の乱れや気分の落ち込みが見られ、適切な治療が必要になることが多いです。

PMSは女性の約80%が何らかの形で経験すると言われていますが、PMDDはその中でも5〜10%の女性に見られるとされています。いずれの場合も、症状が現れるタイミングや程度は個人によって異なり、生活習慣やストレスなどの外部要因が影響を与えることも少なくありません。

次のセクションでは、PMSを引き起こす原因について詳しく解説します。ホルモンバランスの乱れがどのように身体や心に影響を与えるのか、理解を深めていきましょう。

PMS=月経前症候群の原因は?|あさひろメディカルグループ

PMS(月経前症候群)の主な原因は、月経周期に伴うホルモンバランスの変化です。月経周期の後半、つまり排卵後から月経前にかけて、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が大きく変動します。このホルモンバランスの乱れが、PMSの様々な症状を引き起こす要因となります。

ホルモンバランスの影響

エストロゲンとプロゲステロンは、女性の生理周期において重要な役割を果たしています。排卵後、プロゲステロンの分泌が急激に増加し、月経に向けて徐々に減少していきます。この間、エストロゲンの分泌も変動し、これらのホルモンのバランスが崩れることで、身体的・精神的な不調が生じます。具体的には、エストロゲンが減少することで感情の安定が失われ、プロゲステロンの増加が体内の水分バランスや血糖値に影響を与えるため、むくみや頭痛が発生することがあります。

女性のホルモンバランスの変化

セロトニンの関与

さらに、PMSの症状は脳内の神経伝達物質であるセロトニンとも密接に関係しています。セロトニンは、感情や気分をコントロールする重要な役割を果たしており、ホルモンバランスの乱れがセロトニンの分泌に影響を与えることが知られています。セロトニンの分泌が低下すると、気分の落ち込みやイライラ感、集中力の低下といった精神的な症状が強く現れることがあります。

ストレスや生活習慣の影響

ホルモンバランスの変化以外にも、ストレスや不規則な生活習慣がPMSの症状を悪化させることがあります。長時間の労働や睡眠不足、食生活の乱れが続くと、体内の自律神経が乱れ、ホルモン分泌の調整がうまくいかなくなることがあります。特に、栄養不足や運動不足は、体調を整えるために必要な要素が不足するため、PMSの症状を悪化させる要因となり得ます。

メニエール病の女性

遺伝的要因

また、遺伝的な要因もPMSの原因の一つとされています。家族にPMSやPMDDの症状を持つ女性がいる場合、遺伝的に同様の症状が現れるリスクが高まるとされています。このため、個人の体質や遺伝的背景も、PMSの発症に関わる重要な要素となることがあるのです。

次のセクションでは、PMSを放置したり、悪化させた場合の影響について解説します。症状を軽視せず、早めに対処することの重要性を理解しましょう。

PMS=月経前症候群を放置・悪化するとどうなるの?|あさひろメディカルグループ

PMS(月経前症候群)の症状を放置したり、適切な対処をしないでいると、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。特に、月経周期のたびに同じ症状が繰り返し現れるため、症状が慢性化し、時間とともに悪化することがあります。PMSが重度化すると、以下のような影響が考えられます。

1.精神的なストレスが蓄積する

PMSの精神的な症状として、イライラ、不安感、気分の落ち込みなどが挙げられます。これらの症状が継続的に繰り返されると、日常的なストレスが蓄積し、精神的な疲労が深刻化します。特に、PMDD(月経前不快気分障害)に進行すると、感情のコントロールが難しくなり、うつ病や不安障害といったメンタルヘルスの問題を引き起こすリスクが高まります。

2.人間関係や仕事への影響

PMSの症状がひどくなると、家族や友人、職場でのコミュニケーションに悪影響を与えることがあります。イライラしやすくなることで、衝突が増えたり、些細なことで感情的になることが多くなります。これが原因で、対人関係が悪化し、さらなるストレスを招くことがあります。また、集中力の低下や疲労感によって、仕事や学業のパフォーマンスが低下することも避けられません。

PMSによる腹痛の女性

3.身体的な健康に悪影響が出る

PMSの身体的な症状を無視していると、症状が悪化することがあります。特に、頭痛、胸の張り、腹痛、むくみなどの症状が続くと、身体に負担がかかりやすくなります。長期間にわたってこれらの症状を放置すると、慢性的な痛みや不快感が引き起こされることがあり、体力や免疫力の低下につながることもあります。

4.婦人科系疾患のリスクが高まる

ホルモンバランスの乱れが長期間続くと、子宮内膜症や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)といった婦人科系の疾患に発展する可能性もあります。これらの疾患は、月経不順や不妊症のリスクを高めることがあり、適切な治療が必要です。

子宮内膜症

5.PMSの悪化による生活の質の低下

PMSが悪化すると、日常生活全般において生活の質(QOL)が著しく低下します。毎月の月経前に症状が現れることで、予定やスケジュールが影響を受け、普段の活動に支障をきたすことがあります。これにより、月経前の期間が憂鬱で、快適な生活が難しくなるという悪循環が生まれることがあります。

以上のように、PMSの症状を放置することは、身体的にも精神的にも多大なリスクを伴います。適切なケアや治療を行うことで、症状を軽減し、生活の質を向上させることが可能です。次のセクションでは、具体的なPMSの治療方法やセルフケアの方法について詳しく解説します。

PMS=月経前症候群の治療方法・セルフケアの方法は?|あさひろメディカルグループ

PMS(月経前症候群)の治療には、ライフスタイルの改善やセルフケア、医療機関での専門的な治療など、さまざまなアプローチが存在します。症状の重さや生活への影響度に応じて、適切な治療方法を選ぶことが重要です。ここでは、PMSの緩和に役立つ具体的な治療方法やセルフケアの方法を紹介します。

1.ライフスタイルの改善

生活習慣を見直すことは、PMSの症状を軽減するための基本的な対策です。以下のポイントを意識して、日々の生活に取り入れてみましょう。

・バランスの取れた食事

食事は、ホルモンバランスに直接影響を与える重要な要素です。特にビタミンB6、カルシウム、マグネシウムが豊富な食材を摂取することで、症状の緩和が期待できます。例えば、魚、ナッツ、緑黄色野菜、乳製品などを積極的に摂ると良いでしょう。また、カフェインやアルコール、加工食品の摂取を控えることで、PMSの身体的症状を軽減する効果もあります。

・適度な運動

定期的な運動は、血行を促進し、ホルモンバランスの調整を助ける効果があります。特に、ウォーキングやストレッチ、ヨガといった軽い運動は、PMSによる身体的な不調を緩和し、精神的なストレスを軽減するのに役立ちます。

ヨガをする女性

・十分な睡眠

ホルモンバランスを整えるためには、質の高い睡眠が欠かせません。睡眠不足や不規則な生活リズムは、PMSの症状を悪化させる要因となります。毎晩7〜8時間の十分な睡眠を確保し、規則的な睡眠習慣を心がけましょう。

2.セルフケアの方法

セルフケアを取り入れることで、PMSの症状を和らげることができます。以下の方法を試してみてください。

・リラクゼーション法

ストレスはPMSを悪化させる大きな要因です。ヨガや瞑想、深呼吸などのリラクゼーション法を取り入れることで、心身の緊張を和らげ、ホルモンバランスの安定に繋がります。特に自律神経を整えることは、精神的な不調を軽減するのに効果的です。

・温熱療法

腹部や背中に温湿布を当てることで、血行が促進され、痛みやむくみが軽減されることがあります。入浴や足湯も同様に、体を温めることでリラクゼーション効果が得られます。

ホットパック

・ハーブやアロマテラピー

ハーブやアロマテラピーを利用することも効果的です。特にカモミールやラベンダー、ローズマリーなどのハーブは、リラックス効果が高く、PMSによるストレスや不安感を緩和してくれます。

3.専門的な治療方法

セルフケアや生活習慣の改善では症状が軽減しない場合、医療機関での専門的な治療が必要になることがあります。以下の治療法が一般的です。

・ホルモン療法

ホルモンバランスの乱れがPMSの主な原因であるため、ホルモン療法が有効です。医師の指導のもと、経口避妊薬(ピル)やホルモン補充療法を使用することで、ホルモンの変動を抑え、症状の改善を図ります。

・鎮痛薬や抗不安薬

痛みが強い場合や、精神的な症状が重い場合には、鎮痛薬や抗不安薬を処方されることがあります。これらの薬は、症状を一時的に和らげるのに役立ちますが、長期的な改善には根本的な原因にアプローチする治療が必要です。

ピル

・鍼灸や整体

代替療法として、鍼灸や整体もPMSの症状を緩和する手助けとなることがあります。特に骨盤矯正や自律神経のバランスを整える施術は、ホルモンバランスを安定させる効果が期待されます。

自律神経を調整する鍼治療

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次のセクションでは、PMSが治るまでの期間の目安について解説します。治療やセルフケアを始めてから、どれくらいの期間で症状が改善するのか、詳しく説明していきます。

PMS=月経前症候群が治るまでの期間の目安は?|あさひろメディカルグループ

PMS(月経前症候群)の症状が改善するまでの期間は、個々の状態や治療方法によって大きく異なります。軽度のPMSであれば、ライフスタイルの見直しやセルフケアを行うことで、比較的短期間で症状が緩和することがあります。一方で、症状が重く、長期間にわたって続いている場合や、PMDD(月経前不快気分障害)のような重度のPMSに進行している場合は、より時間をかけた治療が必要となることもあります。

ライフスタイルの改善を行った場合

生活習慣の改善によるPMSの緩和は、早ければ1~2ヶ月程度で効果が見られることがあります。バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を継続することで、ホルモンバランスが徐々に整い、症状が軽減されるケースが多いです。しかし、改善の速度は個人差があり、数ヶ月続けてライフスタイルを調整することが求められる場合もあります。

セルフケアやリラクゼーションを取り入れた場合

ヨガや瞑想、温熱療法などのセルフケアを継続的に取り入れることで、精神的なストレスや身体の緊張が和らぎ、PMSの症状が改善されることがあります。これらの方法は、効果が現れるまでに数週間から数ヶ月かかることが一般的です。ただし、リラクゼーション法やセルフケアは、PMS症状の根本的な原因を解消するというよりも、症状の緩和に役立つサポートとして効果的です。

医療機関での治療を受けた場合

ホルモン療法や薬物治療を受ける場合、効果が現れるまでの期間は治療法によって異なります。例えば、ピル(経口避妊薬)などのホルモン療法を始めた場合、効果を感じ始めるまでには1~3ヶ月ほどかかることが一般的です。薬物治療による症状の軽減は比較的早く見られることもありますが、長期的な改善には根気強く治療を続けることが必要です。

鍼灸や整体による治療を受けた場合

代替療法である鍼灸や整体も、PMSの改善に効果が期待できる方法です。個々の体質や症状の程度により効果の現れ方は異なりますが、数週間から数ヶ月の間に徐々に症状が軽減されることが一般的です。特にホルモンバランスを整えるための治療を継続的に受けることで、PMSの根本的な原因にアプローチすることができます。

重度のPMSやPMDDの場合

PMDDのような重度のPMSの場合、症状の改善には半年以上の長期的な治療が必要になることもあります。この場合、ホルモン療法や薬物治療を含めた総合的なアプローチが必要です。さらに、精神的なケアやカウンセリングも併用することで、症状の改善が期待できます。

以上のように、PMSが治るまでの期間は、症状の程度や治療方法に大きく依存します。早期の対応と適切なケアを継続することで、症状の緩和と生活の質の向上が期待できます。次のセクションでは、PMSを予防するための方法について詳しく解説します。日々の生活の中で意識するべき予防策を確認していきましょう。

PMS=月経前症候群に対する鍼灸治療|あさひろメディカルグループ

PMS(月経前症候群)に対する鍼灸治療は、ホルモンバランスの調整や自律神経の安定、血行促進などを通じて、身体的・精神的な症状を緩和する効果が期待されています。以下に鍼灸治療がPMSに対して効果的な理由を説明します。

1.ホルモンバランスの調整

PMSの主な原因は、月経周期に伴うエストロゲンとプロゲステロンのホルモンバランスの乱れです。鍼灸は、体内のエネルギー(気)と血液の流れを整えることで、ホルモン分泌を安定させる作用があります。特定のツボを刺激することで、卵巣や下垂体などのホルモン調整に関わる器官の働きをサポートし、PMSの症状を軽減する効果が期待されます。

PMSの鍼治療

2.自律神経の調整

鍼灸治療は、自律神経系に働きかけることで、精神的な症状(不安感やイライラ、気分の落ち込みなど)を和らげるのに役立ちます。自律神経が乱れると、ホルモンバランスにも悪影響を与えるため、鍼灸によって交感神経と副交感神経のバランスを整えることが重要です。これにより、ストレスが軽減され、PMSによる精神的な不調が改善されることが多いです。

3.血行促進と痛みの緩和

PMSによる腹痛や頭痛、むくみなどの身体的症状に対しても、鍼灸は効果的です。鍼灸による刺激は血行を促進し、体内の滞った血液やリンパの流れを改善することで、痛みや不快感を緩和します。特に、骨盤周辺の血流を改善することで、子宮の緊張を和らげ、下腹部の痛みを軽減することができます。

PMSの鍼治療

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4.全身のリラクゼーション効果

鍼灸は、全身のリラクゼーション効果も高く、心身のバランスを整えるのに役立ちます。これにより、PMSによる疲労感や不安定な感情が和らぎ、心身ともにリフレッシュされることで、PMSの症状全般が軽減されることがあります。

5.自然療法としての安全性

鍼灸は薬物治療とは異なり、副作用が少ないため、長期間にわたって安心して続けることができる自然療法です。PMSの症状が月に一度繰り返される女性にとって、定期的な鍼灸治療は症状の予防や緩和に効果的なサポート手段となります。

鍼灸は、PMSの症状を根本的に改善し、身体と心のバランスを整えるための効果的な治療方法として、多くの女性に支持されています。

あさひろメディカルグループの施術の流れ

  1. 受付受付で問診表をお受け取り下さい。
  2. カウンセリング問診表の内容からカウンセリングを行い、今のお身体の状態を確認します。
  3. 検査カウンセリングをもとに、今のお身体の状態を見ていきます。
  4. 施術検査結果をもとに、痛みを取り、お悩みを解消します。
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